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【WBC 大谷翔平選手から見る“視座”とは?】



■学舎 組織マネジメントメソッドの一番初めは、“位置”

 

皆さんこんにちは。学舎の馬場です。

弊社、学舎では、企業様がかかげる理念や経営計画の実現に向けて、全社員が方向を合わせていくためのメソッドを世に広めています。

認識を合わせる上で、一番初めに取り組むのが、社員1人1人の“位置を整えること”です。


今回は、位置のパートの中でも、「その位置にいる者が見るべき視点の高さ」について見ていきましょう。

視座、という言葉があります。視座とは何なのか?視座の意味を調べると、「物事を見るときの姿勢・立場」と出てきます。


会社の社長としての視座、部長としての視座、課長としての視座、社員としての視座、とその立場に応じて必要な視座があります。



■大谷選手が見ている“視座”とは?

 

2023年の3月といえば?この先ずっと語られるのは、侍ジャパンのWBC優勝ではないでしょうか。そして、この大会のMVPといえば、大谷翔平選手です。

大谷選手が同僚のトラウト選手を三振に切って落とし、侍ジャパンの優勝が決まりました。そして、大谷選手がMVPに選ばれて、マイクを向けられました。その時の大谷選手の言葉には、大谷選手の野球への“視座”がありました。


「日本だけでなく、韓国もそうですし、台湾も中国もまたその他の国も、もっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかったかなと思いますし、そうなってくれることを願っています。」


視座とは、「どういう姿勢・立場で物事を見るか、物事に取り組むか」を指します。つまり、大谷選手が野球に取り組む視座は、「いちプロ野球選手として結果を出す」ことにとどまっていないのです。「アジア全体の野球の発展のために貢献する」そのような視座を大谷選手のスピーチから感じ取りました。



■人は、“視座”によって考え・行動・習慣・運命が変わる

 

大谷選手が「野球の発展のため」日々野球に取り組んでいることが、どう影響してくるのか?

それは、日々のトレーニング、体調管理、生活全てに現れてきます。その積み重ねが、一カ月・一年・二年と経つうちにその視座に合った選手へと成長していくことでしょう。

一方で、才能があり、将来を期待されながらもプロスポーツ選手になり、輝けなかった選手もいます。そういった選手の多くからは、練習をせず遊んでいる話や、放漫な私生活の話がささやかれています。

・プロになり、大金を得たことで満足した、視座

・プロとして目指す結果を出したい、視座

・プロとして将来の発展のために自分が道を作りたい、視座

その人がどの視座で物を見るのか、によって結果が大きく変わる。学舎が大切にしている、視座の意味を改めて感じた2023年3月のWBCでした。



■日常の仕事における視座を整える

 

皆さんこんにちは。学舎の馬場です。今回は、2023年3月、WBCから2つ目の事例です。

侍ジャパンが見事に優勝したWBCですが、選手たちが口をそろえて、「チームとして早い段階でまとまったことが優勝への鍵だった。」と言っていました。そして、選手たちがまとまることができた重要な役割を果たしたのが、ダルビッシュ有選手だったのではないでしょ

うか。


学舎が広めている、組織マネジメントメソッドの第2章は“役割”です。

組織においては、それぞれに本来、役割があります。人が、その役割を明確に捉えて行動できている状態では、迷いなく行動することができます。しかし、役割を明確に捉えることができていない人は、自分が取り組む方向や出す成果に迷いが生じかねません。

「自分が何を求められているのか、自分の役割は何なのか?」を組織として明確にすることが大切なのです。




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